| 開催日 | 2004/08/29 |
| コンディション | 雨/日本平 |
| 試合名称 | Jリーグ2ndステージ 清水vsG大阪 |
| 試合結果 | 清水0−1G大阪 |
| 背番号 | ポジション | 選手名 | 評価 | 背番号 | ポジション | 選手名 |
| 16 | GK | 西部洋平 | 5 | 1 | GK | 松代直樹 |
| 11 | DF | 森岡隆三 | 6 | 6 | DF | 山口 智 |
| 2 | DF | 斉藤俊秀 | 6 | 2 | DF | シジクレイ |
| 4 | DF | 戸田和幸 | 5 | 4 | DF | 實好礼忠 |
| 22 | MF | 太田圭輔 | 5.5 | 27 | MF | 橋本英郎 |
| 7 | MF | 伊東輝悦 | 5 | 7 | MF | 遠藤保仁 |
| 31 | MF | 杉山浩太→高木(89分) | 6 | 15 | MF | 渡辺光輝→吉原(70分) |
| 25 | MF | 市川大祐 | 5.5 | 8 | MF | フェルナンジーニョ→松波(82分) |
| 8 | MF | アラウージョ | 6 | 10 | MF | 二川孝広 |
| 9 | FW | 北嶋秀朗→チョ ジェジン(67分) | 5 | 16 | FW | 大黒将志 |
| 15 | FW | 久保山由清→澤登(86分) | 5.5 | 19 | FW | 中山悟志→宮本(58分) |
| 控え選手名 | 控え選手名 | |||||
| 20 | GK | 黒河貴矢 | 22 | GK | 吉田宗弘 | |
| 3 | DF | 池田昇平 | 5 | DF | 宮本恒靖 | |
| 14 | MF | 高木純平 | - | 13 | MF | 森岡 茂 |
| 10 | MF | 澤登正朗 | 5.5 | 11 | FW | 松波正信 |
| 18 | FW | チョ ジェジン | 6.5 | 18 | FW | 吉原宏太 |
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苦しいながらもなんとか勝利で終えた前節。 各チーム五輪選手も復帰し、そろそろコンディションも整ってくる時期か。 清水においても同様に黒河がチームに復帰したんだけれども、もう一人、2ndより鳴り物入りで入団が決まった韓国代表FWチョ・ジェジンもチームに合流した。 スタメンについては、これまでどおりのメンバーが起用されたんだけれど、合流3日目のこの若者は、コンディション調整の時間も少ない中、自らも望んでいたように、メンバーの一人としてリーグ戦に帯同することになった。 その対戦相手はといえば、1stで大敗を喫したG大阪。 リーグ戦で少しでも上の順位を目指すため、スタートダッシュに乗じるため、そして1stの仮を返すべく、勝っておきたい。 ところが、試合内容については今ひとつ。 序盤こそ、全体をコンパクトに保った前線からのプレスで、ボールをカットすると、アラウージョの個人技でチャンスを作る。 しかし、やっぱりアラウの個人技あってのチャンスメイクということで、厳しいマークがつきはじめると徐々に清水は攻撃のアイデアが無くなっていった。 ガンバは中山のポストプレーを基点に、フェルナンジーニョの個人技と、右サイド渡辺、そして飛び出してくる二川の攻撃参加でチャンスを創出。 だんだんと清水は押し込まれていってしまったね。 これはやっぱり中盤でのボールカット→味方へのパス という一連の流れの中でのミスが非常に多く、それがそのまま前線でのボールキープの不足につながってしまったと思う。 やっぱりプレッシングサッカーをやっている以上、前線からの積極的なプレスでボールを奪っての速攻というのを、ひとつの形としているだけに、その第一歩でのミスが多発することはあまり好ましくない。 全体を通しても言えるものの、前半に関しては特に北島、久保山、アラウージョの攻守の切り替えが遅く、ボールを奪ってからのパスを誘うような動き出しが見られず、結果的に相手に時間を与えてしまって、それがパスコースをなくすことにもつなげていたし、当然パスミスにもつながった。 加えて、この日はアラウージョが持ちすぎる傾向が顕著で、そこで奪われてのピンチというのも目立った。 アラウージョは、そうした厳しい場面で確かに局面を打開して、チャンスを作る能力がある選手であるだけに、ビックチャンスを導く場面もあるんだけど、この日のように持ちすぎてしまうのはやはり頂けない。 他の選手のランニングが足りず、パスコースが無いというのも要因としてあるとは思うけれど、もっとシンプルにプレーしても良い。 さらに、両サイドの攻守の切り替えも、もう少し早くできると良いんだけど。 太田なんかは、デビューしたての頃は自分の空けたスペースの事など気にせず、もっと積極的に相手の裏を狙ってランニングしていたように思うんだけどね・・・・。 そういう意味では、ディフェンスは頑張っていた。 確かにチャンスを作られる場面はあったものの、押し込まれながらも粘り強く我慢して、決定機を作らせなかった。 後半に入ると、監督の指示によるものかは分からないけれど、前線の三人の動きがよくなり、ボールが収まるようになってくる。 これは、ガンバの運動量が落ちて、若干中盤にスペースが生まれたことにも起因するとは思うけれど、ようやくチャンスを作ることができるようになる。 特に北島は、前半とは別人のようによくなったと思う。 前半は、自分のプレーが終わったあと、プレーを止めてしまうような印象があったんだけれど、後半は楔を受けてからランニングして裏でボールを受けたり、ドリブルでDFをかわしてみたり、遠目からシュートを狙ったりと発奮した。 普段、楔・ポスト専門のプレーをしているところが、この後半では良い意味でらしくないプレーが見られた。 残念なのは、そういう決定的チャンスを一つも決められなかった事だね。 裏でボールを受ける場面や、ドリブルでDFをかわした場面では、GKとの1vs1の場面を数度作り出したのに、シュートの精度とパワーに欠け、得点できないというのは、やっぱりFWとしては問題だね。 そういう意味では、その北島と交代して登場したチョのプレーには期待をもつことができた。 得点が奪えなかったという部分では、北島となんら変わりはないんだけれど、プレースタイルという点では北島とは対象的だ。 CFWというポジションこそ同じであるけれど、チョは北島に比べるともっと流動的なプレーを見せる。 きっとチョは裏を狙ったり、サイドに流れてボールを受けたり、中央で体を張ってポストになったり というマルチなプレーがもともとのプレースタイルなのだと思える。 投入されてからは、前線でかなりの存在感を見せて、色々なところに顔を出して基点を作ったね。 特にスクリーンプレーのうまさには目を見張るものがあり、そこでのフィジカルコンタクトも強い。加えてトラップの精度がものすごく高いように感じた。 また、高さという点でも、競り合いやヘディングで実力を垣間見た。 あくまで、この試合でしか見ていないし、また終盤はCFWに対するマーカーがシジクレイから宮本に代わっていたのでなんともいえないけれど、相手DFを押さえ込んでのポストプレーは、フィジカル、トラップともに安定感があり、中盤の選手も安心して上がっていけるのではないだろうか? アラウージョは、チョが入ってから水を得た魚のように、チョの周りのスペースを使い出し、チョに預けてワンツーなど、プレーの全てがスピードアップしたように感じた。 チョのプレーを見たことが無かった僕としては、予想していたより遥かに良いプレーを見せたこのFWに、驚かされたこと ひとしお。 正直、このプレーを見せられては北島は厳しいよ。 もっともっと体を張ってきちんとポストをこなして、且つ裏への意識も強めてシュートに持ち込めるようにならないと、今のままのプレーであるのならば、僕が監督だったらチョを選択するかもしれない。 終盤にチョが投入されてからは、明らかに清水がイニシアチブを握ったことを考えれば、やはりその存在感はひときわ目立った。 その後、結果的に西部のミスキックからの流れで奪われたセットプレーで失点をして、非常に惜しい敗戦となってしまったのだけど、この結果については決して誉められたものではないし、またもリーグ戦での上位進出に暗雲を招いてしまったように思うけれど、終盤の内容を見るといやがおうにも今後に期待をもってしまうね。 雨の中、結果的に敗戦のゲームを観に行って、しかしチョのプレーが見れたこと。 それ即ち、チームの希望を見れた・・ そんな印象をもつことができた。 きっと、試合を見た人すべてがそう思ったのではないでしょうか。 課題 ・攻撃陣のアクションとスペースを作る動き ・セットプレーからの失点 ・チャンスの数多くも決められない決定力 ・戸田の退場(イエロー二枚) 光明 ・チョ・ジェジン |